どのくらいかかる?開発に掛かるARアプリの費用と期間の目安

携帯電話の普及に伴って、ARの技術を使ったアプリの需要が増加しています。一口にARアプリと言っても様々な種類に分類されますが、大規模な物を開発する場合には専門のエンジニアの力が必要です。エンジニアに支払う報酬は数年程度のビギナークラスで平均60万円から100万円程度、10年以上の実務経験があるベテランで150万前後掛かります。人件費を少しでも安く抑えるためにビギナークラスのエンジニアを揃える人もいますが、これは大きな間違いです。

ARアプリの開発に掛かる期間は検索ツールやEC系などの簡素なアプリであれば数ヵ月程度で作ることができます。一方でゲームなどにも利用されている位置情報を使ったARアプリは1年近く掛かってしまうケースも珍しくありません。前述したエンジニアに支払う費用は月額料金なので開発に時間が掛かればその分だけ人件費がかさむ計算になります。キャリアの浅い所謂初級エンジニアは人件費が安い反面、技術力や作業効率に難があるのは否めません。逆にベテランエンジニアは人件費が高くてもそれに見合うだけの技術力は持ち合わせています。同じARアプリの開発でもエンジニアによって期間は変わってくるので月額費用だけで判断をしないことが大切です。

アプリの開発で使用されるライブラリはデバイスによって認識方法が違います。デバイスに対応していないアプリを開発しても利用することができないので、事前に認識方法をチェックすることも忘れてはいけません。